このツールでできること
体重、標準ドリンク数、最初の飲酒からの経過時間を使い、血中アルコール濃度(BAC)の概算値を表示します。飲酒後の運転可否や医学的な安全性を判定する道具ではなく、入力した仮定が数値にどう影響するかを理解するための参考計算です。
使い方
- 計算式で使う体格区分と体重を入力します。区分は生物学的・個人的な差を完全に表すものではありません。
- 飲んだ量を米国標準ドリンク数で入力します。標準1杯は純アルコール14gとして扱うため、容器の本数と一致しない場合があります。
- 最初の飲酒からの時間を入力し、推定値と警告を確認します。結果が低くても運転や危険作業の判断には使わないでください。
計算方法
純アルコール量=標準ドリンク数×14g。吸収直後の推定BAC(%)=純アルコールg÷(体重kg×1,000×分布係数)×100で、分布係数は男性区分0.68、女性区分0.55です。表示値=max(0、吸収直後の推定値−0.015×経過時間)とします。一定速度で低下する単純なWidmark型モデルであり、実測値ではありません。
計算例
男性区分、70kg、標準ドリンク2杯、最初の飲酒から2時間と入力すると、純アルコールは28gです。吸収直後のモデル値は約0.0588%、時間分0.0300%を差し引いた表示値は約0.0288%になります。この数字は飲酒検査の代わりにはならず、運転してよいことを意味しません。
主な利用場面
- 標準ドリンクと純アルコール量の関係を学ぶ
- 体重や経過時間という仮定でモデル値がどう変わるか比較する
- 飲酒量を容器数ではなく純アルコール量で振り返る
制限と注意点
実際のBACは、飲む速さ、空腹かどうか、体水分量、年齢、体調、薬、肝機能、飲料の度数や量などで大きく変わります。計算は吸収中の変化や個人別の代謝速度を測定しません。運転時に安全といえるBACは0であり、この結果を根拠に運転しないでください。意識が戻らない、呼吸が遅い・不規則、けいれん、嘔吐、皮膚が青白いなどアルコール中毒が疑われる場合は、計算を待たず地域の救急窓口へ連絡してください。
よくある質問
標準ドリンク1杯はビール1本という意味ですか?
必ずしも同じではありません。容量と度数で純アルコール量が変わるため、強いビールや大きなグラスは標準1杯を超えることがあります。
表示が0なら運転できますか?
いいえ。入力漏れや個人差があり、計算値は測定値ではありません。飲酒した場合は運転せず、安全な移動手段を選んでください。